記念パスモ発売!

2007年3月18日、パスネットとバスカードが統合したICカード、通称PASMO(パスモ)のサービスが始まり、それと同時にJR東日本などで利用できるSuica(スイカ)との相互利用もスターとしました。これを記念して、それぞれの限定カードが発売されたのですが・・・そう、これが「記念パスモ」と言われるものです。中でもパスモは発売開始前に販売枚数を超えてしまったところもあったようで、かなりのパスモ人気が伺えました。ヤフーオークションを覗いてみると、多数出品されており、1万円を超えているものもあります!ちなみに、場所によっては普通のパスモカードを購入すると、何とパスモのストラップも貰えるところもあったようです。パスモが1枚あれば首都圏のほぼすべての交通機関を利用できるのですから、記念パスモがどうのこうの以前に皆さん持っておく価値はかなりのものです。また、発売スタートに伴い、東京・新宿の京王線新宿駅で記念式典も開催され、「3年間で800万枚の発行を目指す」との抱負も語られました!
最近だと2008年6月14日、副都心線開業の記念パスモも大きな人気を呼んでいますね。

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記念パスモ、販売後のトラブル

PASMO(パスモ)の利用が開始された3月18日、やはり!?トラブルも発生しています。利用者が定期券を、磁気カード式からICカード式に替えようとした時のこと。都営大江戸線・光が丘駅と東京メトロ有楽町線・豊洲駅にて、利用者が磁気定期券の残り期間などの情報を券売機でICカード乗車券に移し替えた際に、不正確な情報が記録された定期券が発行されるという不具合が起こってしまい、パスモ参加事業者の各駅に設置されていた券売機400台以上が一時利用停止となってしまったのです。原因は不明で、みんあオロオロ。しかしその後、利用をストップした券売機は、迅速なチェック後、稼働を再開できたようです。更に・・・目玉商品でもある記念パスモと記念スイカのうち、116枚にデータ登録ミスがあり、使用できない状態で販売されるというトラブルも発生してしまったのです。とは言っても、サービスの運用自体には影響はなかったようです。

「オークションでパスモ」は・・・違反?

さてさてみなさん、お金欲しさに(明らかに転売を目的としながら)記念パスモを出品してますが、これは、記名式/無記名問わず、完全なるパスモ規約違反に当たります。パスモ規約の10条に「PASMOの所有権は、当社に帰属する。」「PASMOが不要となったとき又は失効したときは、PASMOを返却しなければならない。」とあります。出品者は、「多く買いすぎたから」「友達にもらったから」「不要ななったから」という名目で記念パスモを出品しますが、本来は出品の前に返却しなければいけないのです。また、記名カードは名義人以外が使用することを取扱規則においてはっきりと禁止しています。名義人以外が使用した場合、無効となりチャージ分も含めて没収扱いとなってしまうのです。最近では、ヤフーオークション、ビッターズなどで目を疑うような価格までつり上がっている記念パスモですが、あればやってはいけない典型、だということを認識して下さい。これ(違反であること)を本当に知らずに出品、落札している方もおられるでしょうから、そんな人を見つけた際にはあなたが注意してあげてくださいね!

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